『リモノフ』
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(著) エマニュエル・キャレール (翻訳) 土屋良二
ISBN:4120047326
恐るべき人物の驚愕の人生。
エドアルド・リモノフ(1943年、ウクライナ生まれ)の生涯を追った伝記小説。
ヨーロッパ各国で大きな反響を呼び、ベストセラーとなった。
◎ルノドー賞受賞(Prix Renaudot, 2011)
◎文学賞大賞受賞(Prix des prix littéraires, 2011)
◎ヨーロッパ文学賞受賞(Europese Literatuurprij, 2013)
リモノフは、架空の人物ではない。彼は実在し、私は実際に彼を知っている。
リモノフは、ウクライナではならず者だった。ブレジネフ時代、ソ連のアンダーグラウンドのスターとなり、マンハッタンでは浮浪者、そして大富豪の召使いとなった。
パリでは流行作家、バルカンでは敗残兵、そして今は共産主義後の大混乱の中、アウトローの若者たちが集まる党のカリスマ的老首領となっている。
彼自身は、自分を英雄のように思っているが、まわりからはごろつきと見做されもする。この点について、私は今は判断をしない。
彼の人生は危険に満ちており、しかも曖昧だ。つまり、本物の冒険小説と言っていい。
そして、彼の人生は何事かを語っている。彼自身についてや、ロシアについてだけではない。第二次世界大戦終結後、私たちすべてが辿ってきた歴史について語っているのだ。――著者
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