群衆の知恵効果
群衆の知恵効果
さまざまな人の独立した判断を平均すれば、大体において精度が上がるという効果のこと
ある村の実験
ダーウィンのいとこフランシスゴルトンは、1907年に787人の村人を対象に、品評会で優勝した雄牛の体重を当ててもらう実験を行った。結果、正確に当てた人は一人もいなかったが、正解の1198ポンドに対して、答えの平均は1200ポンドと極めて近い結果だった。また、中央値も1207ポンドと、こちらも近い結果が得られた。
「独立した」がポイント
上の実験の場合、それぞれが出した解答が独立している(誰がなんと答えたのかがわからない)状態ということが大事
誰が何を最初に発言するかで、場の判断は大きく影響されてしまう(=ノイズ)