デリダ以前は作品論が当たり前だった
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はじめて読む現代思想
デリダ以前は作品論が当たり前だった
デリダ
以前は、
テクスト
(例えば本)は、筆者の人生背景をまず理解し、本に書かれた筆者の思想を読み取ることに価値を見出してきた(
作品論
)
対して、
デリダ
は、テクストに書かれたものを読み手が自由に受け取って良いという価値観(のちに
ロラン・バルト
が
テクスト論
として打ち出すもの)を見出した
これがのちに
誤配
という考え方に繋がっていったのかもしれない