「話し言葉」と「書き言葉」のちがい
「話し言葉」と「書き言葉」のちがい
きっかけ
「言葉の形」と「記憶のカタチ」
この二つの対比が面白かったので、自分の言葉で捉え直したいと思った
「話し言葉」と「書き言葉」の対比
相手のちがい
「話し言葉」と「書き言葉」は、誰に話すか(相手)に違いがある
「話し言葉」は、前提として話す方と聞く方になんらかの共通認識があることが多い
だから、「あの時のアレが面白かったよね」などのようなこそあど表現が伝わる
「書き言葉」は、見ず知らずの相手を対象とすることが多い
だから、話す時と違い、前提知識や背景などから語る必要が出てくる
情報量のちがい
「話し言葉」と「書き言葉」では、使える情報の量が違う
具体的には、「話し言葉」だと以下のような情報を付与して相手に伝えることができる
抑揚
声の大小
間(沈黙も情報)
表情
講演会などで見ず知らずの相手に対してもこれらを使って伝えることで、ある程度言葉としての情報が少なくともカバーができる
それに対し、「書き言葉」は上記の情報を使うことができない
言葉や余白で表現するしかない