WRM:20220516:「Scrapbox知的生産術03」「マンダラートについて」「自分が自分の先生になる」
◇BC037『現代思想入門』 | by 倉下忠憲@rashita2 -| ブックカタリスト
今回は、話題の『現代思想入門』をテーマにして、二人でわいわいと盛り上がりました。この本に興味があったり、すでに読んでいたりしたらぜひお聴きください。
このPodcastを聞いて興味のある本を後から読むパターンが多かったが、今回は自分があらかじめ読んでいた本について語られていて新鮮だった このわかりやすさは何からくるのだろう
原稿にまとめて語っていることからくるわかりやすさがあるのは間違いない
「無駄を省く」という視点か
現代思想入門についての自分の読書メモもまとめ直したくなってきた 結果として、「あったら便利だけども、なくてもぜんぜん不便ではない」ものがあふれ返って、全体の利便性を落としてしまう状態になってしまいます。
何を実装するかよりも何を実装しないか
「あったら便利」なボタンを作ってはみたが、削除しても何ら問題はなかった
むしろ見た目がスッキリして利便性は上がったのかもしれない
少し脱線する
授業をしていてもこれを感じることはある
良かれと思って詳しく話をしてみたが、返って生徒の理解の妨げになってしまった説明、をするのは教師のよくある失敗
これを防ぐには、一度何を説明するか書き出してから、引き算をして説明しないものを決めることが必要
語らなくても後で理解することができること
今言わなくても誰かが後で伝えること
今この瞬間に必要ではないもの
なくても困らないもの
これらを削除することで、結果として必要なものだけが伝わる
そして、必要な要素を組み合わせて語らずにいたものを結果的に思いつく時があるかもしれない
Q. 身の回りに「あったら便利だけども、なくてもぜんぜん不便ではない」はどれくらいあるでしょうか。
今年の自分のテーマは「手放す」
手放した先に見える何かを掴みたい
何を手放すかという視点に、「あったら便利だけども、なくても不便ではない」ものという視点を持ってみても良いかもしれない
むしろ、手放すものとはこういうものなのかもしれない
私がやろうとしていた計画は、一言でまとめられる。
「自分の情報は、とにかくなんでもEvernoteに集めること」
そして、結果失敗
なぜ失敗したのか
おそらく「カードがくる」状態がなかったから
自分もEvernoteにいろいろな情報を入れたが、住所録やパスワード保管庫になっても、アイディア生産には繋がらなかった ブラケットでくくると下にカードビューで関連するカードが出てくる カードがきても、それを開いて眺め、再編集したり新たにカードを作らないと考えたことにならないから