WRM:20220509:「Scrapbox知的生産術02」「素直に読むこと、疑って読むこと」「Logseqの編入」
規格化の発想は、物流業界における「コンテナ」の重要性とぴたり一致する。『コンテナ物語』で紹介されている事例が非常にキャッチーなのだが、均一化された「コンテナ」という大きな箱を作ることで、物流業界は大きく変化した。具体的には効率化し、安定化し、高速化した。その変化が、次に生産業や販売業にも大きな影響を与えた。コストや速度が変わったことで、生産販売圏の構造をも変えてしまったのだ。 たいようさんも以前「プリントも大きさがバラバラで回収しづらい」と話していた
ただ、本来B5で収まるものをA4にした場合、余白を埋めようとする力が働くのはいかがなものか
ただでさえ読みづらい提案資料がさらに読みづらくなる
字で埋めすぎなんよえむおー.icon
橋爪大三郎さんの『正しい本の読み方』は、至極まっとうな読書法紹介した書籍ですが、その本の中に「あまのじゃくを忘れない」と「すなおに読む」という二つのアドバイスが別の場所に登場します。 「あまのじゃく」と「すなお」は二項対立のように見えるけどそうではないらしい まず「あまのじゃくを忘れない」というアドバイスですが、これは「著者が書いたことが必ずしも正しいとは限らないと理解して読書に臨む姿勢」として了解できます。一定の疑義(疑いのまなざし)を持って、読書にあたれというわけです。 懐疑的に読むことであって、「自分を騙しているのではないか」と捉えるのではないらしい ここは似ているようで大きな違いがある
筆者の書いてあることは本当に正しいのだろうかと考えながら読む
筆者が正しさを感じている部分はどこなのかを考える
そうやって懐疑的に読むことで深い部分まで視野に入れて読むことができるようになるのかもしれない 一方で、「すなおに読む」とは、余計な感情を読書に持ち込まない姿勢だと考えられます。言い換えれば、虚心で読書に当たれ、というわけです。 この著者は好感が持てるからきっと正しいことを書いているだろうと思ったり、あるいは嫌いで嫌いで仕方がないから間違ったことを書いているだろうと思うことが、読書にとって害を為すことは容易に想像できます。 書いてある文章をそのまま理解するということ
小中学校で行われる国語の授業で行われる読み方に近い印象を受けた 比較的これはイメージできた
このようにかんがえるとあまのじゃくに読むこととすなおに読むことは同じベクトルであると捉えらる