round()
round()はマクロ関数です。
指定した数値の小数点以下の桁の四捨五入を行い、その値を返します。
書式
round(x)
引数
x :四捨五入を行う数値または式
戻り値
四捨五入した結果(long型の整数)を返します。
利用例
code:sample.ino
long intX,intY;
double x, y;
x = sin(PI/5)*50+200;
y = cos(PI/5)*50+200;
intX = round(x); // double型のxを四捨五入してintXで代入する
intY = rount(y); // double型のyを四捨五入してintYで代入する
pset(intX, intY);
注意
round()を利用する場合、カッコ内で他の関数の使用は避けてください。 結果が正しくない可能性があります。
マクロ関数のため引数の評価の順番が、通常の関数と異なる場合があります。
code:sample.ino
a = 3.55;
b = round(a++); // この利用は避けて下さい。正しい値が返されません。
a++; // かわりのこのように
b = round(a); // 分けて計算してください。
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