enum
enum:列挙型
enumキーワードは、列挙型を指定するために使用されます。 列挙型は、指定された定数値の固定リストから値を取る型です。
利用例
weatherという名前の列挙型を定義する例を次に示します。値はHOT、COMFY、およびCOLDです。
code:enum1.ino
enum weather {HOT, COMFY, COLD};
この型を定義したら、int型と同じ方法でweather型の変数を作成することができます:
code:enum2.ino
// create a weather variable named theWeather, with value COMFY:
weather theWeather = COMFY;
列挙型はswitch文内で有用です。 引数が列挙型であることがわかっている場合は、その型のすべての値のcase文を作成することができますので、何も見逃すことはありません。
code:enum3.ino
void describeWeather(weather currentWeather) {
switch(currentWeather) {
case HOT:
SerialUSB.println("it's hot out");
break;
case COMFY:
SerialUSB.println("it's nice today");
break;
case COLD:
SerialUSB.println("it's freezing!");
break;
}
}
このようなswitch文には、currentWeatherがHOT、COMFY、またはCOLDのいずれかでなければならないことがわかっているので、defaultは必要ありません。
関連項目
このドキュメントはleafLabs, LLC.が執筆し、たま吉が翻訳・一部加筆修正したものです。