Arduinoとの互換性について
▢ Arduino IDEについての相違点
◆「環境設定」の設定でスケッチにデバッグ情報が付加される
「環境設定」で、「より詳細な情報を表示する」にチェックを入れ、「コンパイラの警告」の設定を
「より多く]または「全て」にするとスケッチにデバッグ情報が付加されてスケッチサイズが大きくなります。
付加されるコンパイルオプション
「より多く」指定時 -DDEBUG_LEVEL=DEBUG_FAULT
「全て」指定時 -Wextra -DDEBUG_LEVEL=DEBUG_ALL
それ以外 -DDEBUG_LEVEL=DEBUG_NONE
この設定は、platform.txtにて行われています。
code:platform.txt
compiler.warning_flags=-w -DDEBUG_LEVEL=DEBUG_NONE
compiler.warning_flags.none=-w -DDEBUG_LEVEL=DEBUG_NONE
compiler.warning_flags.default=-DDEBUG_LEVEL=DEBUG_NONE
compiler.warning_flags.more=-Wall -DDEBUG_LEVEL=DEBUG_FAULT
compiler.warning_flags.all=-Wall -Wextra -DDEBUG_LEVEL=DEBUG_ALL
◆ char型は符号なし1バイト整数 0~255
Arduinoでは、char型は符号付1バイト整数ですが、Arduino STM32では符号なし1バイト整数となります。
この仕様は純正のArduino Duo、M0等のARM系ボードでも同じです。