Adafruit_GFX_AS

名称

Adafruit GFX グラフィックコアライブラリ

ヘッダーファイル　#include <Adafruit_GFX_AS.h> （ソースファイル Adafruit_GFX_AS.h Adafruit_GFX_AS.cpp）

関連ファイルロードフォント定義： Load_fonts.h

/icons/hr.icon

概要

Adafruit社が公開しているAdafruit GFX LibraryのArduino STM32対応派生クラスライブラリです。

STM32をサポートするための機能が派生クラスに追加されています。

このライブラリの利用には、別途Adafruit GFX Libraryをインストールする必要があります。

Adafruitはこのオープンソースコードを提供するにおいて、時間とリソースを投資しています。Adafruitから製品を購入して、Adafruitとオープンソースのハードウェアをサポートしてください！

ライブラリで利用するフォントは Load_fonts.hに定義します。

フォントの利用にはフレッシュメモリの領域を消費します。利用しないフォントはコメントアウトして下さい。

デフォルトの定義は下記の通りです。

code:Load_fonts.h

// Comment out the #defines below with // to stop that font being loaded

// If all fonts are loaded the total space required is ablout 17890 bytes

#define LOAD_GLCD // Standard Adafruit font needs ~1792 bytes in FLASH

#define LOAD_FONT2 // Small font, needs ~3092 bytes in FLASH

#define LOAD_FONT4 // Medium font, needs ~8126 bytes in FLASH

#define LOAD_FONT6 // Large font, needs ~4404 bytes in FLASH

#define LOAD_FONT7 // 7 segment font, needs ~3652 bytes in FLASH

ライブラリリファレンス

/icons/hr.icon

Adafruit_GFXクラス class Adafruit_GFX_AS : public Adafruit_GFX ヘッダーファイル　#include <Adafruit_GFX_AS.h>

本クラスは、Adafruit_GFXクラスの派生クラスです。ライブラリの利用にはAdafruit_GFXクラスも参照して下さい。

メンバー関数（メソッド）

コンストラクタ

■ Adafruit_GFX_AS(int16_t w, int16_t h)

引数

w ：表示画面横ドット数

h ：表示画面縦ドット数

インスタンスを生成し、初期化を行います。

unicode文字の描画

■int16_t drawUnicode(uint16_t uniCode, int16_t x, int16_t y, int16_t size)

引数

uniCode ：描画する文字(unicode)

x ：描画開始横座標

y ：描画開始縦座標

size ：フォントサイズ

指定した座標に文字を描画します。

sizeにてフォントサイズの指定が可能です。

指定したsizeに対応対応するフォントのロードが必要となります(Load_fonts.hに定義)。

整数の描画

■int16_t drawNumber(long long_num, int16_t poX, int16_t poY, int16_t size)

引数

long_num ：描画する文字(unicode)

poX ：描画開始横座標

poY ：描画開始縦座標

size ：フォントサイズ

指定した座標に数値を描画します。

sizeにてフォントサイズの指定が可能です。

指定したsizeに対応対応するフォントのロードが必要となります(Load_fonts.hに定義)。

文字の描画

■int16_t drawChar(char c, int16_t x, int16_t y, int16_t size)

引数

c ：描画する文字(Asciiコード)

poX ：描画開始横座標

poY ：描画開始縦座標

size ：フォントサイズ

指定した座標に文字を描画します。

sizeにてフォントサイズの指定が可能です。

指定したsizeに対応対応するフォントのロードが必要となります(Load_fonts.hに定義)。

文字列の描画

■int16_t drawString(char *string, int16_t poX, int16_t poY, int16_t size)

引数

string ：描画する文字文字列格納アドレス

poX ：描画開始横座標

poY ：描画開始縦座標

size ：フォントサイズ

指定した座標に文字列を描画します。

sizeにてフォントサイズの指定が可能です。

指定したsizeに対応対応するフォントのロードが必要となります(Load_fonts.hに定義)。

■int16_t drawCentreString(char *string, int16_t dX, int16_t poY, int16_t size)

引数

string ：描画する文字文字列格納アドレス

poX ：描画起点横座標

poY ：描画起点縦座標

size ：フォントサイズ

指定した座標を中点とした文字列を描画します。

sizeにてフォントサイズの指定が可能です。

指定したsizeに対応対応するフォントのロードが必要となります(Load_fonts.hに定義)。

■int16_t drawRightString(char *string, int16_t dX, int16_t poY, int16_t size)

引数

string ：描画する文字文字列格納アドレス

poX ：描画起点横座標

poY ：描画起点縦座標

size ：フォントサイズ

指定した座標を右端とする文字列を描画します。

sizeにてフォントサイズの指定が可能です。

指定したsizeに対応対応するフォントのロードが必要となります(Load_fonts.hに定義)。

浮動小数値の描画

■int16_t drawFloat(float floatNumber,int16_t decimal,int16_t poX, int16_t poY, int16_t size)

引数

floatNumber ：描画する浮動小数値

poX ：描画起点横座標

poY ：描画起点縦座標

size ：フォントサイズ