Funkot
Funkotとは、BPM180くらいでファンクなドラムと裏打ちのカウベルに、サンプリングと声ネタをふんだんに盛り込んだ、インドネシア発祥のノリノリイケイケ音楽のことである。(要出典)
ティッケー!って感じ。
だいたい
ちょい高めのBPM(最低180、200が最近のトレンドらしい?)
バスドラムとスネアのリズム(ドッタドッドタッで1小節)
裏打ちのカウベル
声ネタ(ティッケーとAre you ready?)
ダウンビート
がそろってればFunkotだと思う。
そもそもの話
Funkot好きを自称しているが、アップテンポでカウベルが強い音楽が好きというだけで、ジャンルについて深い造形があるわけではない。
ジャンルとして知ったのも、柴又→Pumpin' Junkies→ノるどんを思い出す→本家を聞き始める、くらいのノリなので、音MAD由来で知った曲が強かったりする。多摩橋(後述)とかを踏まえるとサンプリングの文化が音MADとめちゃくちゃ相性がいいので、音MADが好きだから好き、という面も強いのかもしれない。
作業中に流す曲が手持ち無沙汰になった時にSoundCloudでFunkotをシャッフル再生したりする程度なので、特段好きなコンポーザーがいるとか、サブジャンルがあるとかないとかは全く知らない...
なので、現地との流行のずれが~とか、サカサマうんたら~とかは全く分からず、ニュアンスで作ってるのです、というのをご承知おきいただきたい...
私的Funkot
好きなFunkotをいくつか挙げておこうと思う。まずはOriginalから。
ノるどん2000 / Linda AI-CUE
太鼓の達人にハマって2000シリーズを聞き漁った時期(中2の秋冬くらい)に聞いてひとめぼれし、ずっとナムオリではかなりお気に入りの曲。音ゲー曲でありながら、BPM200カウベル声ネタティッケーダウンビートと、結構がっつりFunkotしてくれている。
譜面もほど良い難易度感で結構楽しい。最近ようやくフルコンした。
柴又 / .2号
言わずもがな、「国産Funkotの原点にして頂点」(by なみぐる)。素材をうまく使いながらも曲としてのクオリティも高い名作。
音MADの定番曲,教科書と化してしまい、ニコニコではFunkotを投稿すると「柴又みたい」とコメントが付くのがお決まりになっている。投稿から5年後に音MADが投稿されるまで意外と注目されておらず、柴又MADコンテストでも評価は低かったとか。
Pumpin' Junkies / t+pazolite
1.2倍速した音源を使った音MAD、「〇〇コア」シリーズがめちゃくちゃ流行った。otoMAD-synthesis.midに収録されたのもかなり知名度向上に貢献しているイメージ。
粉骨砕身カジノゥ / モリモリあつし
MuseDashという音ゲーで出会う。これがFunkotだって気づいたのは結構後になってからなんだけど、実は曲名自体にFunkotsuSaishinという形で隠れてたり。
後述してるけど、モリあつは結構Funkot書いてくれる。結構音ゲー曲味が残っているのでFunkot原理主義には怒られそうだけど僕はかなり好き。AC音ゲーにいくつか収録してくんねーかな。
柴又リスペクト曲として外せないのがコレ。二番煎じだ何だといわれつつも、後半の展開やコード進行は独創性を見せていて曲単体として見てもクオリティが高い。対旋律の作り方とか本当に参考になる。
Funkotを大衆向けボカロ曲にした感じ。自分も初見ではFunkotとは気づけなかった。なみぐるさんの制作秘話も面白いのでぜひ。音のモチーフってそうやって持ってくるんだ...みたいなのが参考になる。 うっお〜おお〜っお♪L( ^ω^ )┘└( ^ω^ )」♪いぇっいぇっいぇ〜♪L( ^ω^ )┘└( ^ω^ )」♪たりらりらったっ♪L( ^ω^ )┘└( ^ω^ )」♪ぱっぱっぱ♪
あとはよく聞くRemixをいくつか。
ニコニコで「Funkot」タグで検索すると柴又除いて2番目くらいに出てくる。BEMANIの「轟け!恋のビーンボール」のREMIXらしい。(BEMANIは明るくない)
音雲版よりニコニコ版の方がテンポ,調ともに好き。ジャンガリアンモリモリハムスターって結局誰の別名義なんだっけ?
普通に原曲(と原曲の原曲)じゃ物足りなくなった。訴訟。
Free Funkot Bootleg Developer a.k.a. Funkot Bootleg Developerさん...その名義でいいのか。
ただの音MADなんだけど、後半のFunkot風アレンジが激アツすぎる。やっぱり音MADとは相性がいいんでしょうね。
デュラハンナイト ~ばんきっき大作戦~ / Richiter feat. CHERICa
東方輝針城より「柳の下のデュラハン」「運河を行き交う人妖」のアレンジ。