(シリーズ)嘆きの竜に祝福の花を&妖精姫の出奔
##属性
##関連項目
##概要
後から書いた方。連載にするときは、先に書いた方をこっちに合わせて修正するかもしれない
悪役転生令嬢エスペランサは自分の生まれた世界が乙女ゲームの舞台であることを知らず、転生ヒロインである妹に請われるがままエスペランサとしての自分が持つ何もかもを明け渡してしまうことを苦にも思わないほどには、今世の家族や身分というものに頓着がなかった。
今世よりもはるかに発展した魔術世界で生まれ育った前世の記憶を持つエスペランサにとって、今世でのことは、全てがフルダイブゲームにも似たいっときの戯れでしかない。
けれど、そんなふうに斜に構えていられたのも、前世ではついぞ見つけられなかった己の番と出会うまでのことだった――。
先に書いた方
乙女ゲームの世界にそうとは知らず転生した異世界産の魔術師ちゃん(立ち位置としてはライバル令嬢成り代わり)のおはなし。なろうでよく見かける「乙女ゲーム」が舞台で「悪役令嬢」とか出てくるような話を書こうとしたらこうなった。遺憾の意。
転生魔術師ちゃんの妹は「くれくれ」タイプですが秒で因果応報くらうのでカタルシス的なものは味わえません。無念。
いわゆる「現実世界」から転生してるヒロイン成り代わりちゃんは普通にヒロイン生活を謳歌している分には自分が選んだ攻略対象と勝手にくっついて幸せになる予定ですが、欲を出して「どう考えても一周目なんだけど、どうにかして二周目に出てくる隠しキャラを落としたい」とかやりはじめると魔術師ちゃんにプギャッとしてもらえるかもしれません。
※おはなしは「私、転生者! 明日は相思相愛の王弟殿下と結婚式を挙げる予定! 今日は実家で過ごす最後の夜なんだけど、妹がどうしても話したいことがあるって言うから時間を作ってあげなくっちゃ!」って感じのタイミングからはじまります
これに出てくる「スー」は「妖精姫の中の人」の使い魔で、これから向かう街で出奔したての妖精姫と偶然の再会を果たす予定があった
底辺魔術師、スー。やばげな儀式の生け贄として召喚誘拐されるの巻。
※「異世界(方舟世界)」→「異世界(変則召喚世界)」への召喚転移モノ
※こてこての「なろう」ファンタジーが書きたい!!と強い意志のもと書きはじめてこうなった