筋肉
収縮方向にしか力を発生できない
関節を両方向に回転させるためにはそれぞれ筋肉が必要
伸筋:伸ばすための筋肉
屈筋:曲げるための筋肉
収縮は化学反応によるため遅い
高速な運動では屈筋と伸筋の両方を使う
腕などを素早く曲げる場合:
1. 屈筋に目標より大きな力を急激に発生させる
2. 少しの時間遅れで伸筋にも大きな力を発生させ,屈筋の不要な力を相殺させる
外乱に対する耐性
関節角度が変化すると,変化を打ち消す方向に力が発生する.
関節が静止している時,伸筋と屈筋の力が均衡している
外乱により関節が曲がると,屈筋は縮み伸筋は伸びるため,伸筋の力が屈筋の力を上回る.
冗長性
二関節筋:例えば,大腿二頭筋と腓腹筋はどちらも脚を伸ばす
常に重力がかかり負荷が大きい→複数の筋肉に負荷を分散
遅筋と速筋
アクチュエータのスケーラビリティに優れる
サイズ
昆虫から大型哺乳類までみんな筋肉を利用
数
血の巡る体内であれば、骨格を包むようにぎっしり高密度に配置
自重以上の出力を持つ
「移動する多自由度身体」という条件において優れている
疲労
負荷がかかり続けると負の報酬を与える?
人工筋肉
#メカ屋のための脳科学入門
#やわらかいロボット