ホンソメワケベラ
本染分倍良、学名:Labroides dimidiatus
スズキ目・ベラ科・カンムリベラ亜科
https://gyazo.com/15c62fd5417bf7e21f97d8463f04705d
他の魚の体に着いた寄生虫や口の中の食べかすを食べる「掃除」屋, cleanfish
サンゴ礁や岩礁の周辺に生息
白地に黒帯の特徴的な体色と,頭を斜めに下げて波打つような軌道の独特な泳ぎ方で,自分の掃除屋としての存在を他の魚に誇示している?
掃除
他の魚はホンソメワケベラを発見すると近寄っていく
ホンソメワケベラはその魚の回りを泳ぎながら、ウミクワガタを主体に体表に食いついている寄生虫を捕食する
エラの中や口の中にも入りこみ、食べかすなどを食べてまわる
魚たちは掃除がしやすいように、口や鰓蓋を大きく開けて協力する
サンゴ礁にすむ魚のほとんどが掃除してもらう
魚食性の強い魚も数多く含まれるが、ホンソメワケベラを捕食することはまずない
他にも近縁種のソメワケベラ、エビの仲間のアカシマシラヒゲエビ(アカスジモエビ)、オトヒメエビなどがこのような掃除行動をする動物として知られている
ホンソメワケベラに擬態した魚
ニセクロスジギンポ
スズキ目イソギンポ科 Aspidontus taeniatus
ホンソメワケベラとは別の分類だが、よく似た体色をもち、泳ぎ方も似ている
他の魚はホンソメワケベラと思って近寄るが、この魚は寄生虫どころか、皮膚や鰓を鋭い歯で食いちぎってすばやく逃げてしまう
英語では"False cleanerfish (ニセ掃除魚)"と呼ばれている
大型の魚から捕食されるのを防ぎ、食料も手に入れることができる利点
出典
https://ja.wikipedia.org/wiki/ホンソメワケベラ
#動物