海馬体
海馬体(hippocampal formation)
側頭葉内側部で側脳室下角低部に位置し，エピソード記憶等の顕在性記憶の形成に不可欠な皮質部位
歯状回(dentate gyrus)
海馬(hippocampus)
海馬台/海馬支脚(subiculum)
前海馬台/前海馬支脚(presubiculum)
傍海馬台/傍海馬支脚(parasubiculum)
嗅内皮質(entorhinal cortex)
内部回路
https://gyazo.com/3d7f291575b5716cf81b585dfad08496
興奮性ニューロン
歯状回顆粒細胞：100万(マウス)，880万(ヒト)
CA3錐体細胞：33万(マウス)，232万(ヒト)
CA1錐体細胞：42万(マウス)，472万(ヒト)
海馬台錐体細胞：13万(マウス)
抑制性ニューロン
概数不明
https://gyazo.com/42b4b6958294ff42270f85bef84a9f0b
歯状回：下部，「つ」の部分
顆粒細胞層(granule cell layer)
分子層と多形細胞層に挟まれる構造
分子層(molecular layer)
細胞密度が非常に低い
多形細胞層(polymorphic cell layer)または歯状回門(hilus)
細胞がまばらに見える
興奮性細胞(苔状細胞)は1mmスケールの投射
抑制性細胞は400μm以内程度の投射
→近位にはネガティブフィードバック，遠位にはポジティブフィードバックがかかる
歯状回細胞の投射はすべて歯状回，CA3にとどまる
海馬体の高感受性
出典
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/海馬
#『海馬の基礎知識』