TIPS:Botの稼働方法(バリエーション)
ここでは、開発したBotの動かし方、について、いくつかのパターンを紹介します
1.スケジュール実行
恐らく、稼働方法として、一番イメージし易い方法かつ、一番よく利用されている方法かと思います。
毎週、月曜日~金曜日、毎朝8時に動かしたい。という場合に利用いただけます。
設定画面(※1)も簡単ですが、1点、注意点としては、UBR(Un-Attended Bot Runner=無人実行機)という
人が触らない前提のPCでのみ利用可能です。
必要なライセンス:UBRライセンス
※1:スケジュール設定画面
https://gyazo.com/c3041f0b489691018a2c9247ec19cde2
2.即時実行
こちらはその名のとおり、人が動かしたいタイミングで自分で実行指示を出す、というイメージの動かし方です
即時実行の場合は、ABR(Attended Bot Runner=有人実行機)でも、上記UBRでも、どちらでも可能です。
では、即時実行の中でも”実行指示を出す”方法について、いくつかバリエーションがあるので、紹介します
A.UBR端末で即時実行させる場合
<Control Roomにログインして、動かしたいBotを選んで、実行指示を出す>
Botに実行指示を出すだけ、の場合、ライセンスは不要!
Control Roomにログインする前提なので、例えば、各業務ユーザーにControl Roomにログインさせたくない、といった場合は・・・、この方法は対象外
<AARI for Webで実行指示を出す>
AARIのプロセス(※2)からフォーム(※3)を起動し、Botを実行します
Control Roomとは別のAARIユーザー用のページにログインする必要がありますが、Control Roomよりは業務ユーザー様向けのユーザーフレンドリーな画面
AARI for Webのフォームを使うと、都度変わる情報をBotに渡して、稼働させることも可能
1業務だけ、ではなく、複数の業務をプロセスとして、下記の画面のように並べて、複数の同じ部門、チームのメンバーで利用することが可能
AARI for Webを利用した場合、Botは常にUBRデバイスで稼働しますが、UBRデバイスを複数準備しておくと、Botは、混雑状況を勝手に見て、空いているところで稼働してくれます=どこも空いていないと、空くまで待つことになります
※2:AARIプロセスの画面の例
https://gyazo.com/b7b81ad1eba7b214c4dcb99cfac81b16
※3:AARIのフォームの画面の例
https://gyazo.com/01be0e996d6dd386306036b527a462ab
必要なライセンス:AARIユーザーライセンス
B.ABR端末で即時実行させる場合
<Desktop上のアイコン(※4)をクリックして、実行したいBotを選んで実行>
ABRユーザーでログインすると、Control Roomにある該当ABRユーザーがアクセス可能なBotが表示される(※5)ので、そこから実行ボタンをクリックして実行させます
※4:AARIアイコン
https://gyazo.com/154a11439fb38be30a7b0e81a7b199de
※5:AARIアイコンからABRユーザーでログインした際の画面の例
https://gyazo.com/a2eb9fc39dc27fc46765aace5d335661