TIPS:待つ
ここでは、Botの実行時によく出てくる”Bot”を待たせる方法について、いくつかご紹介していきます
”待たせる”理由は、色々あると思います。例えば、Botの処理が早すぎて、画面やアプリケーションが追い付かない。
であったり、何かデータをダウンロードする処理をする場合、データの大きさ、に応じた待ち時間が必要、などです。
1. 遅延
遅延は、そのまま”遅延”というパッケージで、待ち時間、は秒とミリ秒の単位で指定ができます。
※1秒=1,000ミリ秒
一番シンプルな遅延の方法ですが、前後の処理の動作、に関係なく、常に指定した秒数、Botは次の処理を待つことになります
2. 待機
2つ目、は、”待機”です
待機の中に、3つのアクションがあります。
条件が満たされるまで待つ
こちらは、その言葉のまま、特定の条件を指定して、その条件が満たされるまで、次の処理に進めない、というものです
※あるボタンをクリックして、次の画面(ページ)に変わった後、その画面にあるボタンをクリックしたい、といった場合に
分かり易い方法としては、次の画面に変わった際にクリックしたいボタンが表示されるのを待つ、など、です。
スクリーンの変化を待つ
こちらも、そのまま、ですが、特定の位置を読み込んで、その位置(指定した画面上のエリア)に何らかの変化があるまで待つ
というものです
注意点:このアクションの前のアクションで何らかのボタンをクリック等して、その後のスクリーンの変化を待って、次の処理、という流れの場合、ボタンをクリックしたら、すぐに画面が変わる場合は、その変化を捉えらないケースがあります
ウィンドウを待つ
こちらは、特定のウィンドウが「開く」か「閉じる」、を指定する方法です
https://gyazo.com/65c72862ede4f766930eb06538ee6dda
遅延、との違いは、最大の待ち時間を設定するものの、指定した条件に合致したら、そのタイミングで次の処理に進んでくれる、というところが大きな違いです