内容の概要
心理学(統計手法含む)がいろいろ明らかにしてきた
生物学
心についての理論が難しい理由
それを唱える人の心理が当然問題になるから
学問としての正確性よりも有用性を重んじたい
問題を設定する手付きそれ自体の問題
どのように問題を設定をするかが世界の見え方を規定する
生理学としてわかっていること
生存戦略
爬虫類脳 -> 生命維持、呼吸・代謝などの不随意筋
大脳辺縁 -> 感情、共感
大脳新皮質 -> 論理、抽象、言語
論理の行き過ぎによる弊害
詩の効果
問題を解き明かしたいという情熱
感情とは何か
何のためにあるのか
物理的な永続性
始まりは怒り
嫌悪
心と進化
ダーウィンの仮説
感情と音の類似点
余韻が残る
減衰する
履歴性を持つ
共鳴する
似たような音同士が増幅し合う
特定の周波数で増幅される
主観性とは
母と乳児の間で起こる表情の探り合い
ビデオ会話による「リアルタイム性」の必要性
感情と人間同士で起こる共鳴についてのおとぎ話ではなく科学的な説明
動物の感情
爬虫類では残念ながら共食いはよくある
感情の容赦無さ。良くも悪くも締め付ける
乳幼児についての研究
初期の子育ての重要性
抗議→絶望→慣れ(による復活)
感情と身体反応
心拍の上昇を抑えることはできない
論理への過剰なコミットは、感情から逃げたいという感情からきているかもしれない
孤独の影響
抗うつ剤、アヘンの影響
愛されたという記憶
直感が熟考に勝つとき
ニューラルネットワークプログラミング
記憶のメカニズム
繰り返される過程
抽象性の起源
言葉が想起させるイメージ
人が持つアトラクター(魅力モジュール)
シャーロック・ホームズの推論のありそうのなさ
性格の発達
言葉の聞き取り能力
錯視
しかしそう見ることを学ぶ機会をもてなければ、そのように見えることはない
大人になってからの方向修正
心理セラピーの重要性
数年は必要
医療の質の変化と医療保険制度
経済上の利益重視になり、何が本当の利益かを見失っている
地動説と心の理論