K県警K課
#多人数シナリオ #4PLシナリオ
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CoCキャンペーンシナリオ『K県警K課』
人間性に難あり。
※キャンペーンはR15です。
第0話「白い部屋」-プロローグ。ロスト無し1h程度。
探索者たちは出勤している!
第1話「増える男」-3h~6h程度。
探索者たちは捜査を始める!
第2話「遠い橋」-3h~6h程度。
探索者たちは迷子である!
第3話「笑う氷塊」-3h~6h程度。
探索者たちは捜査をサボっている!
第4話「捻じれた家」-3h~6h程度。
探索者たちは大変なことになる!
最終話【???】-最終話。第4話生還時点で開示。
探索者たちはがんばる!
【シナリオのエンディングについて】
最終話エンドA(ベストエンド全生還)だとしても確定でブタ箱行きになる。
探索者はそれぞれ
①(1d100+20)万円の保釈金を払う
②(1d20+1)か月の懲役
のいずれかを選び、それを経たのち継続可能となる。
②の場合、リアルタイムで卓謹慎するかフレーバー処理にするかは任意。
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PL人数:4人固定
時間:各話参照
ロスト率:各話参照(平均:低)
形式:現代シティ・ルルブ第6版準拠(7版改変可)
ジャンル:ナンセンスギャグポリスアクション
キーワード:クズ・協力・歴史・刑事
【諸注意】
▶ゴミクズ探索者が4人も集まるキャンペーンのため、卓中つい暴言が飛び出す可能性が大いにある。初対面同士のセッションは非推奨である。お互い野次りながら笑って通過できるメンバーのほうがよいだろう。
▶実際の地名・施設名が出るシナリオ(2022年の日本が舞台)だが、すべてフィクションであり、実際の土地・施設・人物・宗教・思想とは一切関係ない。
▶各HOならではのドラマチックさは一切ない。HOはシナリオからの無茶ぶりをどう打ち返すかを楽しんでいただく程度のものである。
▶探索者が犯罪行為をすることが確定している。かつ、それらが積み重なって最終的に逮捕されることが決まっている。
▶RP重視ではなく、情報精査がメインである(RPしなきゃ詰むということは一切ない)。
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【共通公開HO】
あなたたちはK県警のK課に所属するクズだ。
殺人はまだギリギリしたことがない。
年齢は25歳以上、性別は不問、現代日本人。
なお、本キャンペーンは共通秘匿HOと、たまに事前個人秘匿がある。
HO1:法螺吹き
あなたは大嘘つきだ。呼吸よりも嘘が上手い。特に自分が優位に立つためならどんなことでも偽る。上司がいないときは一応まとめ役をやっている。左手に小さな青い石がついた指輪をしている(青ければ石の種類は任意/つける指は任意)。
推奨技能:嘘つきっぽい技能(交渉系など)
HO2:好色
あなたはヤリ〇ンだ。自分の性的関心を引くものならどんな相手とも肉体関係を持つ。もちろん、相手が所帯持ちかどうかなんて関係ない。洒落者で、ワインカラーのネクタイもしくはスカーフがトレードマーク(スカーフの場合、着ける箇所は任意)。
推奨技能:ナンパな技能(高APPなど)
HO3:守銭奴
あなたは金に目がない。高価そうなものがあればあっという間にポケットに隠してしまう。私腹を肥やすためならなんでもする。ゴールドの高そうな腕時計をいつも身に着けている(純金か偽物かは任意)。
推奨技能:コソ泥っぽい技能(手を使うものなど)
HO4:無能
あなたはとにかく仕事ができない。ミスをしたら隠そうとするが、それすら杜撰だ。周りからは白い目で見られている。いつまで経っても「新人」を意味する緑色のストラップのネームカードを提げることを義務付けられている。
推奨技能:上記HO1・HO2・HO3と被らないタイプの技能
※推奨≠必須。本キャンペーンは技能を外してもPLの提案で情報を取得可能である。
※継続探索者で参加する場合、各トレードマークは「K課に入ってからつけるようになった」という設定で問題ない。
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【K課】
K県警のみに存在する、怪異が関わる事件を担当する特殊犯罪課。しかしそれは名ばかりで、実際は全国の「人間性に難あり」な警察関係者の流刑地である。探索者たちも「難あり」だったためここに配属になっただけで、「怪異」なんてものは見たこともないし取り扱ったこともない。K県のKもK課のKもなんの伏字かはシナリオ中に明らかになる。
※継続探索者の場合「怪異に遭遇したことはあるが、K課としては扱ったことがない」になる。
【詩屋部 決(しやぶ きめる)】
K課課長にして探索者たちの上司。物腰の柔らかい紳士的な中年男性で、扱いにくい探索者たちのことも根気よく面倒見ている。過去に薬物所持で3回懲戒処分されている。
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【探索者について】
▼基本事項
新規推奨だがHOに合うなら継続でも参加可能。
ただし毎回シナリオから勝手に前科を積まれていくためどんな設定がついても構わないPCにすること。
継続探索者の場合は諸条件に合っているかつ、神話生物に詳しくない(通過シナリオが少ない)探索者が望ましい。「適当に経歴詐称してK課にもぐりこんだ」「部署たらいまわしにされていつの間にかK課にいた」など、K課に来た理由はなんでもよい。現代日本人限定。
▼設定
詩屋部が確定で刑事なので、探索者たちは刑事でも鑑識でも専任アドバイザーでも非正規雇用の事務員でも、それっぽければなんでもよい。
▼職業技能
自由。例えば「刑事だが、技能自体は犯罪者ベースで取る」などでもOK。
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【シナリオ中の情報について】
シナリオ中に出てくる情報は、HO限定で得た情報であっても任意のタイミングで共有してよい。生還に関するものもあるため、情報の完全秘匿(抱え落ち)は非推奨である。よって、以下のような共有方法を許可している。
①PL発言で共有する
PC同士の共有の前に、PL発言として情報を共有し、その情報を元にPCも共有するようにRPをすり合わせる。
②前後をごまかして共有する
例えば、「NPCを殺したときにAという情報を手に入れた」と秘匿で送られた際、PCは「NPCの父親からAということを聞いた」など、自分に不利な部分を隠して/嘘をついて伝えてよい。なお、それに対して他PCは心理学を振ってよい(オープンダイス推奨)。
当シナリオは完全協力型であるため、如何に自分に不利な内容をごまかしながら協力RPをするかという点を楽しんでいただければ幸いである。
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