最近、橘玲(たちばな あきら)という人の『シンプルで合理的な人生設計』という本を本屋で立ち読みしていた。
最近、 #橘玲 (たちばな あきら)という人の シンプルで合理的な人生設計 という本を本屋で立ち読みしていた。買ってないし大して読んでいない(よって理解もしていない)のにこれから悪口を書く。 この人は、本の中で「幸福」を定義し計算可能な概念とした上で、合理的に「幸福」を追求するという考えを打ち出している。 #資本 を #人的資本 ・ #金融資本 ・ #社会資本 の3つに整理し、その3つを最低限まで整えて「幸福」を追求するのだという。 しかしそもそも「資本の土台を作る」とか、「合理的に考える」みたいなのがすごい #近代 っぽい。ていうか「 #幸福 」を計算可能な概念と定義するという発想が #近代 の権化っぽい。 クラシックで例えると、J.S.バッハで #バロック音楽 は終わりましたが、続いて #古典派 が出てくる流れになる。そのJ.S.バッハの役回りって感じ。時代の総括、こういうものが出てきたからこの時代も終わりですねって感じ。 なんか20世紀に #価値観 を形成した人が21世紀を頑張って価値観を変えないで捉えようとするとこうなるのかなぁって思った。 知らん人の書いた本をここまでこき下ろすのもどうかと思ったけど、まぁいっか。どうせ誰も読まないし。