デザインの優れた成果物を示すとともにそのデザインプロセスにおける創造的で構成的な思考を外化し、それらをデザインの知として共有し交換するメディア
査読にもとめられる心構え
作品集における「作品論文」は、三人称的な実証にと
どまらず、つくる主体(デザイン行為者)とつくられ
る対象とのあいだに生じる相互作用や応答性、そして
それが第三者や社会との関わりの中でどのように機能
するのかを含め、二人称的・間主観的なアプローチに
よってデザインの知を描き出すものである。その意味
で、査読者には、つくり手(投稿者)の〈ものづくり〉
に内在する知がどのように働いているのかを、二人称
的 1)・間主観的 2) な視点から洞察することが求められ
る。そして、作り手自身がまだ言語化しきれていない
デザインの本質的な「問い」を見出し、それを「問い
直し」へと導く役割を担うことが期待される。
https://jssd.jp/category/news/page/2
#デザイン研究
#デザイン学会