後から見方が変わるエピソード
単純に伏線すげ~という技術的な話には収まらないと思う
この作品は複雑なものの肯定(≒矛盾だらけなものが作る出す物語の肯定)しているということを踏まえると、物事を一面的に理解することの反抗なのだろうと思う
長宗我部真男はどういう人物かに書いたが真男をこういうポジションのキャラだと言いにくく描写してるのもそういう意図を含んでると思う
だから会話記録1が存在している
金剛の人生の食い違いも時間(=数値)でさえ人によって認識が変わってしまうという話
善性の肯定は結果論なんじゃないかなぁと思う
エンタメ作品として、後から悪意がありましたという付け足しは気持ちよくない
結果的にあとから善意の行動でしたという変化になる
この作品の主題はなんなのかという話に帰着すると思う
物語の肯定なのか、人間賛歌なのか、(その他なのか)
複数あってもいいので、後者を否定する必要もない