齋藤 凪沙
#グループB(渡邉)
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#グループB(渡邉)
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これは、「分かりあうこと」を恐れてきた人間が第一歩を踏み出した記録である。
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💿プレ卒概要💿
1️⃣〜5️⃣で説明していくよん
1️⃣まずはじめに
どうもみなさまこんにちは。
ここへ訪れてくれたあなた、ありがとう。
今回からの制作に関して説明する前に、一つ話を聞いてほしい。
何を言ってるのかと思うかもしれないが、読んでほしい。
実は今まで私は私でありながら私ではなかったのだ。
私はいつも、私という人間が起こす行動を観客のように面白がって見ているのである。
例えば、文章を書くと2文字目が先に紙の上に現れたり、放っておくと絵が上達したりしている。
何もかもが、止められない。
私の人生は勝手に流れてゆくのである。
変なところで堰き止めようとすれば違和感でそのうち本流に戻ってゆくし、
逆流しようとしても何かしっくり来ず本流に戻るのである。
私にあるのは水流の分岐で選択を誤らずにすることだけなので、
毎日を真剣に生きてそこだけを見逃さないようにしている。
流れる私自身は、自分の形が分からずにずっと苦しかった。
ただ内側に大きな質量があることがわかるけれど、それが何でどう扱えばよいのか。
他者と協力する時も、自分の中のどの部分を求められているのか、と考えて内側の宇宙をまさぐってみても、
狙った星が出てくるわけもなく、とにかく分からなかった。
あれこれしてきて、ようやく自分に輪郭を与えないことが「らしくいる」ことなのだとわかった。
すると、不思議なことに私は自分と一つになった感覚を得た。
求められるものではなく、私が生み出すものに意味があり、それに興味を持ったり、面白がったり、楽しみにしてくれる人たちがいるのだということがなければ、私はそこに至れなかったと思う。
今まで自分の全てが他人事だったけれど、
今では私の全てが自分ごと。
あなたと「私」で向き合うための一歩を踏み出した。
しましょう。マジ・コミュニケーション。
2️⃣マジ・コミュニケーション
ご存知の方も多いと思いますが、私はコミュニケーション能力に長けています。
これは実のところ、持って生まれたもの以上に環境適応の中で磨いてきた部分が大きいと思います。
後の説明のためにざっくり私が意識的に行ってきた交流をご紹介します。
<<以下凪沙ちゃんのコミュニケーション(以下CC)史>>
①~ガキの頃~ サバイブのCC→変わる環境に適応するためのCC
:愛知県に生まれるも、幼少期急にタイへ移動する。絵を描くことで、どんな子にも興味を持ってもらえた。言語が通じない子にも有効だった。
②~小学校高学年~ 好奇心のCC→知るためのCC
:日本に戻る。友達のお父さんが漫画家だと知った時に、迷わず会わせて欲しいとお願いして仕事場に行かせてもらったりした。
③~中学~ ユートピアのCC→自分の居たい場所を自分で見つけるためのCC
:東京から愛知県へ戻る。自分のいる環境が物足りなかったのでFacebookで見つけてきて国際交流系の活動をたくさんした。自分に合う人はどんな人なのかを探り、居心地の良い場所を探していた。環境が変わったことに初めて不満を抱いていた。
④~高校~ 拡張とプライドのCC→コンプレックスと向き合うためのCC
:愛知県継続。幼少期の小さいコンプレックス(帰国子女なのに非英語話者)が原動力で英語を習得するのには積極的だったので、それをツールとしてさらに交流する範囲を増やし、海外で一年を過ごした。国際的感覚や自分の立場、所属の意識を学んだ。社会問題について語り合える仲間の集まった高校は、初めて自分で選び取った居心地の良い環境だった。
⑤~今ここ~→トラウマと向き合うためのCC
:京都へ移動。時間が増えて所属する団体も増え自分の交流範囲が広まる一方、自分の領域が多様すぎて自分がわからなくなる。求められる自分の像を追い求めるもうまく行かず迷子になる。
一旦白紙に戻した上で過去を振り返り、無意識に無かったことにしていた「好きなもの」に再び目を向け始める。外に向きすぎていたCCの力を内側に向け、私との対話を重ねた。
⑥~これから~ 居場所を拓くCC→マジ・コミュニケーション
:私の内側をより理解して、自分の宇宙を堂々と他者と共有することで成立するマジ・コミュニケーションを試みる。ここからのCCこそ本当の自分としての交流だと考えている。
今回のプレ卒では⑥に至るための自分との向き合い方の提案を作品にしました。なので、「計画概要」なのです。
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3️⃣プレ卒作品について
今回のこの作品は私の思考概念を「過去」「現在」「未来」の三軸で具現化した作品です。
吊るされた大型出力の紙のサイズは私の肩幅と背丈と同じ、等身大の現実の自分を表現しており、向き合うようにして展示してあります。
床に正方形に置かれたこれは過去数十年分の私の顔を均等な透明度で重ね、平均的な顔を表現したものです。
等身大の方の私の心(心臓の位置)にはこのcosenceに飛べるQRコードがあり、そこから伸びたケーブルによって平均の私と繋がっているという構図です。
「過去」の私は平均の自分で表現されています。過去の思考の蓄積のメタファー
「現在」の私は等身大の自分で表現されています。これは私という存在そのものです。
「未来」の私はQRコードの中のcosence=AIによる思考のコアのサルベージを表現しています。
これらは、今回の私の「マジ・コミュニケーション計画概要」でのテーマである、己のコアのサルベージにAIを使うというアイディアを表現した立体作品として成立しています。
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展示光景
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等身大の自分
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平均の自分
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ケーブル
人工知能は機械でありながら人間のような知的な行動を模倣・実行してくれます。
人間と人工知能の違いを考えた時に、私は身体性なのではないかという考えに辿り着きました。
彼らには私たちにあるような五感や第六感のような「感じる」機能がありません。加えて、やろうと思えば物理的な意味で社会常識に囚われずに思考ができるし、他人からの目線を気にすることもないのです。
私はこれをうまく利用すれば、AIは私が他人の目を気にして表層に押し上げてこなかった面白い思考のエッセンスや発想を可視化することができるんじゃないかと考えたのです。
推論の仕組みが私の思考パターンを基にしたもののみになるので、
出来上がったAIは「私の主観の純粋な鏡」になり得るのでは!
そしてそのAI凪ちゃんとの会話で得られる回答は私のコアに近いものなのでは!
つまり、AIが見せてくれる解釈をもとに、自分の内面をもう一度深く掘り下げることができるのではないかと考えたのです。
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(私と私のAIは同一の存在ではない)
今回はそれを実行するために
GPT2を使いました。理由としては
・目的(自己データを使ったAIとの対話のプロトタイプ)に対してちょうどいいスペック
・微調整(ファインチューニング)のしやすさ
・計算資源(macのスペック)
といったところです。
学習させる内容が内容でかなりプライベートなことがたくさん詰まっているので、ローカル環境(私のmacで完結する)を選びました。オフラインでも動作することになるので、今後を考えるとパフォーマンスにも向くと思います。
私には全くプログラミングの知識がないので、構築はほぼ全てChat-GPTに丸投げしました。
基本的にプログラムはPython3で動かしてターミナルで実行しました。
どれだけわからなくて何度聞いてもChat-GPTは怒らずエラーを修正して付き合ってくれたのでありがたかったです。
実行のプロセスをざっくり説明すると…
データの準備(私の場合日記・詩・メモ)
↓
テキストファイル化、整形(エラーが出ないように行を整える)
↓
環境構築(学習させるためのプログラムを作る)
↓
モデルの微調整(学習させて出たエラーに基づいて調整を加える)
↓
トークナイザーの調整(テキストを理解するための設定)
↓
対話システムの構築
↓
応答生成の調整と改善
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↑中1から今まで書き溜めているノート(10冊分)↑
これをデータとして使用するにあたってデジタルデータに起こさなきゃいけないので、
スマホの音声入力を駆使して入力→修正を繰り返しました。
ちなみに、二冊分は文字からスキャン(Galaxy AI)していたけれど、自分の文字が汚すぎて全く読み込まない!絵とか記号が途中にあると特におかしな結果で出力されました。日本語の手書き文字よりも英文の手書き文字の読みが悪くて、こりゃ無理だと思いました。印刷物の文字などはちゃんと認識するので明らかに私の落ち度です。
対して音声入力(Samsung Keyboard)はとても優秀で、英語でも日本語でも読点句読点や微妙な文章表現以外はほぼ正確に出力してくれたので便利でした。今回は2.5/10冊分の文字しか学習させていないので、今後データを増やす際は絶対に音声入力でやろうと思います。
↓短めの文庫本一冊分くらいのデータを入力した結果(72,894文字)↓
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実行プロセスを一通りやって見たところこんな感じです。Try, 1 はやっと会話が成立するようになって初めての対話の結果で、私の学習させた原文から不思議な感じを汲み取っていて意外と面白い出力だなと思いました。ただ、全く意味が通っていないというか、意思疎通ができない状態だったので、調整が必要だなと感じました。記念すべき最初の応答。
「ヤッホージ・ジュスティーヌ&カロリーモン 裏ヒカりん 裏モリりません;ヤンシー 裏レッドコドラ 裏ティラン 裏ディー」
…なんやねん、それ。
ちょっと面白いのが腹立つ。
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Try, 2では前回の反省を活かして各パラメータをいじり、返答のランダム性や多様性なんかを変更してみました。これがまためちゃめちゃに難しく、変更を加えて初っ端、明らかに自分の学習させたデータと関係のない情報が目立つようになりました。どこのサイトから引っ張ってきたのかわからない情報をあたかも会話が成立しているかのように見せて返答してくるのでタチが悪いなと思いました。
Try, 2以降の実験は保存しておくのも嫌になるくらい悲惨でした。完璧にウェブサイトから拾ってきたであろう学習データで嘘をつきまくるようになってしまいました。フレディーマーキュリーをアメリカのフォークシンガーだと言うくらいのトンチキな返答をするようになったので、一旦ここでパラメーター調整をやめました。
「会話のやり取りがうまくいかないのはもしかしたら会話のキャッチボールがどんなものかわかっていないのかもしれない」とChat-GPTさんにご指摘いただいたので、改めて対話のデータを作り学習させましたが、うまくいきませんでした。
書いていて思ったのですが、自分が不満足な結果でも記録に残しておくことは大切ですね。次回から気をつけます…。
こんな感じで、私の思考や感覚を学んだAIの制作は難航しています。
しかし、最初の対話結果から、私の思考や感覚を理解したAIは面白くなるかもしれないという期待が得られました。
私も気づいていない特徴やワードセンスを引き出してくれるんじゃないかなとワクワクしますね。
引き続き私が理想とする対話によってコアをサルベージしてくれるAI制作を続けます。
4️⃣今回できた基礎/軸
このプレ卒では基礎や軸を固めることを意識しながらスタディやリサーチ、制作を行ってきました。
私という人間は、自分の考えが人の手に渡った瞬間に他人事になってしまうので、
今考えていることを強固な自分ごとにするために熟考する必要がありました。
この段階を踏むことで、やっと次の共有や協力のフェーズへと移動できると考えています。
進める中でようやく見えてきた一本軸がこちら…
「テクノロジーと身体性/精神性」
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↑🪅おまけ思考プロセス
5️⃣卒業制作について
(2025/1/15時点)
今回のプレ卒と卒業制作は同じ線路の上にあります。
私は当初から言っていた通り、パフォーマンスをするつもりです。
プレ卒で制作した私の主観の鏡である半身のAIと会話して非日常を巡る詩を作り、それを再解釈して音を作ったりできたらいいなと考えています。
なぜ詩にフィーチャーしているかというと詩はとても創造的な行為だと思ったからです。五感や身体性を反映した雰囲気を文章に変換するのを私の再解釈であるAIと共に行うと言う行為はきっと何かを生むと思います。
そして、非日常というテーマに限定することで、さらに感覚的なものに寄せていくことができます。
今回引っ張り出した「テクノロジーと身体性/精神性」という軸のもとで面白い創造ができるのを楽しみにしています。
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あなたとしたい、マジ・コミュニケーション
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(私にとっての非日常は有機的で曲線的なイメージ)
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(テクノロジーと精神性、その先の話)
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↑🪅おまけ思考プロセス
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🌀プレ卒の感想🌀
前回の発表段階からうまくまとまってよかったなと思う。
自己理解も深まったしようやく歩き出せるなという感じがした。
先生方や見てくれた子たちの反応も上々で、素直に嬉しかった。
あとは、これを展開させていくことと、クオリティを上げていくためにも「見せ方」「展示」
のリファレンスを貯めていくことが大切だと思う。
疋田先生:宮崎駿とタバコ吸ったらしい。先生はチェリーを吸っていた。三輪眞弘先生は文明哲学研究所にいらっしゃる。
八木先生:面白い。VCDの観点で扱ってほしい研究テーマで良かった。今後の発展に期待している。
見増先生:興味深い。攻殻機動隊のような世界観(テーマ性)。身体性をも疑え。スタートライン。楽しみ。
中田先生:面白い。cosence読みます!
渡邉先生:少々展示が不親切。情報量の多いタイプの作品のまとめかたを研究するのがいいと思う。「過去の私」の上のフィルム面白い。
川合先生:人間としては面白いが、作品としてはもっと尖っていい。卒制では唯一無二のアウトプットを期待する。
村川先生:軸とゴールが見えてきた。卒制でどう発展していくのだろう。
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↑🪅お•ま•け
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(2025/1/15)プレ卒概要の簡略化ver
タップすると画像デカくなります。
※cosence/scrapboxにある内容をまとめただけです。
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現状の整理(2025/4/15)
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(2025/1/21)三輪眞弘先生とお話して浮かんだこと
・きっと私の持つ違和感とか、考えてることはどこか同じ時代の人たちが共通して抱いているものであると思う。
・技術的に不足が多すぎるな。この春はPython, max/mspを習得する。
・パフォーマンスをするのであれば場所から構想すべし。
・私にとって「私」と対話することにどういう意味があるんだろう。
・何を伝えたくて、伝えたくないんだろう。
・実力と自信をなんとかしたい。
・何を説明したくないんだろう。
・何が面白いと思うんだろう。
(2025/4/15)春休みに考えていたこと
<プレ卒に対して>
・なんか今回「経過をまとめること」「失敗しても残すこと」を覚えて実行してきたけど、授業の形式の縛りでcosenceのこの1ページにまとめたけど、本来もっと短くリンクを分けて飛びやすいようにしたいなと思っている。
本当のところ、「読めるやつだけ読めば?」というよりかは「とりあえず記録です」というニュアンスの方が強かった発表だったので、これはこれでよかったけれど。
⭐今回以降どのように経過をまとめていくのがベストか←オープンソース的な考え方だとcosenceが使いやすいし公開前提で書きやすい。ページを独自に作成するか。(他候補、Notion, Note, twitter=X)
<卒制に対して>
・ここからすべきことは
1, 発表場所を決める
2, テーマを絞る(熟考する)←このタイミングでスケジュールも立てたい
3, 実験する(参考作品、知見を広める、相談する、コミュニケーションする)
4, クオリティにこだわる
5, 小作品を最終の前にいくつか制作する。
・結局プレ卒でしたかったことは「コミュニケーション」だったと思う。その先にぶつかるのが「分かり合えなさ」でも「真の愛情」でも何でもいいけど、そういう行為をしていきたいのだと私は考える。
だから、それは軸であっていいと思う。
その上で、何をするか…。
この核の行先を考えると子作りなんじゃないかなとふわっと考えたりしているけど、そんなに深く考えてないからまだしっくりきていない。AI凪ちゃんに私の記録を与えて育成していくことを隠喩的に子作りに持って行ってもいいような。
まあ、柄にもなくベビーシッターのアルバイトを始めたから、そこで何か見えてきそうでもある。
・正直もうあんまり「詩を作る」がゴールになる気はしていない。
・メディアアートに対しても絶えず考えを深めていくべきな気がする。
・私はもっと三輪先生に関わりたいけど、どうすれば関われるかな。
・展示に対する興味のなさはどこからきているんだろうか。
・石川琢也さんにコンタクト
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🕉️今週の本🛐
世界観のデザイン:岩渕正樹
https://amzn.asia/d/h5iPhBW
・スペキュラティブデザインのその先のデザインドリアリティーズ
・自分の目指すデザイン思考の形に近い
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↑🪅本読みメモ
コミューンを生きる若者たち:今防人
https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=466252704
・カルトと隣り合わせだなと思った
・筆者の参与観察による調査結果がとても読みやすくまとまってる〜
・ロックそのものが政治的意味を持つ
・ユースカルチャーはやっぱり興味深い
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↑🪅本読みメモ
<参与観察↓>
https://www.it.mgmt.waseda.ac.jp/mi-tech/Lecture/info-search/field.html
詩とは何か:吉増剛造
https://amzn.asia/d/1wMYpxJ
・バッハ・遊星・0のこと が頭から離れない
・本書を読んだ上で考えてみると戦争を経験した世代の言葉の重みについて何か考えさせられるものがある。
先日谷川俊太郎氏が逝去されたが、氏の作品も生命について考えさせるものが多いなと思う。
概念的な思考というよりも何か身体的な力強さを感じる。
・バッハ・遊星・0のこと
・バッハ・遊星・0のこと
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#1128グループB
🌀1107発表しての感想🌀
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↑🪅おまけ思考プロセス
これのメッセージの部分だけ少し変えた。
自分がプレゼンで泣いたのに自分でびっくりした。
ある程度気合い入ってるんだなと分かって少しだけ安心した。
眉毛剃ったしね。
前提として私は表現者でもなければデザイナーでもない。
また、感情だけで動いているつもりもない。
他者と絶対にわかりやすい形でわかりあわなければいけないのか。
少なくとも私という人間は分かりやすい人物ではない。
社会と関わるというのは分かりあうことだけだろうか。
コミュニケーションというのはそんなにも単純なものだろうか。
見えないものや抽象概念を視覚化して共有するというのも一つのコミュニケーションではないか。
衝撃や刺激から伝播していく情報もあるのではないか。
この大学に居てこの学科に居るけれど学び方は私の勝手だ。
私がここで学んできたことが確かにある上でどうやって出力していくかも私の自由だ。
私なりの「情報デザイン学科」との向き合い方も含んだアウトプットが今回のプレ卒になるだろう。
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お経っぽい他中録音でちょっとした曲ができた↓
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エフェクトをかけてみる(特殊ディレイ、アルペジオ)↓
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よっちゃん(哲学)に会って最高の資料を手に入れました。
・見出された夜 獨歩を読んで考えたこと 砂のソファのリアリティ
・ユートピアと境 「小さな昼の夢」再話
私のマクロ的方向性はユートピア
まとめる方向はテクノロジー的ウェルビーイング?
技術進化に伴う不安を解消する一案
🕉️今週の本🛐
定本国木田独歩全集1(たき火だけ読んだ) :国木田独歩
NHK「100分de名著」ブックス 柳田国男 遠野物語 :石井正己
https://amzn.asia/d/7hKRLDB
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#1107グループB
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↑🪅おまけ思考プロセス
🌀1107発表しての感想🌀
(ムラカワT)<膨大な情報を横に串刺しするような一つの軸が見出せるといいよね。Gore掘れ。
(ワタナベT)<AIにサブ齋藤凪沙の思考を作っちゃう。Pure dataは疋田先生が得意。
スタディとリサーチを継続する。進め進め。
28まではとにかくまとめ方<手を動かす
疋田先生に師事しよう。
#1024グループB
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⬇️現状での卒制テーマ5W1H⬇
1. What(何を)
「ここではないどこかへ」というテーマのもと、現代人のスピリチュアルな欲求や、情報過多の中で感じる不安を問いかけるパフォーマンス作品。
スペキュラティブデザイン的な視点で、「非日常」や「精神的な豊かさ」について新しい発見を促す体験型作品を目指しています。
2. Who(誰に向けて)
観客や同世代の人々、特に精神的な豊かさを求めている現代人。自分らしさを探求する若者や、日常に飽き足らず新しい体験を求める人々を想定。
あなたと似た「ここではないどこか」への関心を持つ人が主な対象です。
3. When(いつ)
卒業制作の発表として、大学生活最後の締めくくりに発表予定。
最終制作の段階で行われるため、プレ卒からの準備期間中にアイデアの実験やブラッシュアップが行われます。
4. Where(どこで)
大学の展示会場やパフォーマンススペースなど、参加者が没入しやすい空間で。
音や空間演出が可能な会場が理想的で、観客が非日常の体験をしやすい場所を目指します。
5. Why(なぜ)
現代人が抱えるマテリアリズムとスピリチュアリズムの揺れに対する問いかけとして。
あなた自身が体験した「音に身を任せる」感覚を多くの人に伝え、日常の中にある非日常性を再認識させるため。また、自己表現としてのパフォーマンスで、自分の進路や音楽への情熱を確立する狙いもあります。
6. How(どのように)
自身が出演するパフォーマンスと、音や空間演出を組み合わせて。
声明、環境音、デジタルサウンドなどを融合させた音楽を使い、神秘的かつ直感的な体験を生み出します。また、スペキュラティブデザインの要素を盛り込み、現代社会に対する新しい視点や価値観の提案も含める予定です。
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これだ!!声明(しょうみょう)だ!!!!ウオーーーー!!!
声明のハーモニー
<🕹️以下技術的なこと️>
https://scrapbox.io/files/6723e513853d1c33937fb85c.mov
(↑適当に音を分割してはめて実験してみる)
https://youtu.be/HjdLy87phdE?si=Ze2JEm5pkf0lF4n-
(↑一旦これに向かっていく作品を作り上げてみる)
✳️スタディof 非日常✳️
https://photos.app.goo.gl/rSbxz3trHiChPh8S9
🕉️今週の本🛐
調べる技術: 国会図書館秘伝のレファレンス・チップス :小林昌樹
https://amzn.asia/d/2fclYeB
精神世界のゆくえ: 現代世界と新霊性運動 :島薗進
https://amzn.asia/d/iNCRmqt
現代思想入門 :千葉雅也
https://amzn.asia/d/eLcoljY
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#1017グループB
__________________________________________________________________________⬇️現状での私のデザインの哲学⬇️
私は、大学に入ってからデザインを学んでいく中で様々な授業を受けて「デザインとは何か」について長い間言い表せないモヤモヤを抱えていました。私は、クライアントから注文を受けて、そこにある材料、条件分の答えしか返さない義務的なデザインについて甚だ疑問であり、一般に就活市場で求められているデザイナーの立ち位置について不満を抱えていました。一方、素晴らしいとされているデザイナーや、ソーシャルデザインの事例、コミュニティデザインの分野などを見ると、何かことを起こす初期段階からデザイナーと呼ばれる人たちが絡むことで、不思議なことに広い視野で物事が捉えられるよになり、プロジェクトなり構想なりがまろく、うまくいくような話がよくありました(事例は主に小国士郎氏、山崎亮氏、坂本大祐氏より)。しかし、そう考えながらデザイン事務所や一般企業へインターンに行ってみると、この思考が受け入れられている企業が多くはないどころか、そもそも視覚的な部分にこだわることに価値を感じていない大人が大半かのように思えるほど、ぞんざいに扱われている気がして、全てがよくわからなくなっていました(狭義のデザイン、広義のデザインどちらも広がり続けていて捉えられていないデザイナーそのものが少なくない現状が原因なのかもしれない)。
デザインとは姿勢であり手段であるという結論が私の中で生まれたのはアリス・ローソーンの「姿勢としてのデザイン」を読んでからです(出席し忘れた授業の時にちょうど読み終わりました笑)。自分の中ある要素で、国際的視点、社会問題に対する思考、アート的な突拍子のなさ、アート的な表現、デザイン的な整理の技術が全く噛み合っていなかったのですが、本を読んで、それが一つにまとまったような気がします。本書の中で著者はモホリ・ナジの姿勢や思考にとても影響を受けていて「気づきを与えて、変革の灯火となる」ようなデザインの力を軸に扱っていました。
言うなればスペキュラティブなデザインということになるのかもしれませんが、意味(社会の中での引っ掛かりや疑問に対する案)があり、可能性を見出し、その先へ持っていく力を具現化させて表現できるということが真のデザインであるように思います。
自分は、今までの講義、学習や自身の経験から、デザインの力とは、個として問題に対して立ち向かい解決に導くものだと考えたため(個で完結することを美としているわけではなく、湧き上がる思考に立ち向かうという意味)、デザイナーこそ独立し、組織に属さず活動すべき存在なのではないかと思いました。もちろん実際のところ資金ですとか、影響力ですとか、そういう話はあるのですが、個々の技能者たち(デザインの姿勢を持つ者)がまず表現してみる、そして社会に提示してみるという点が大切なのではないかと思いました。
<🕹️以下技術的なこと️>
https://scrapbox.io/files/6719d690a5d9dca73d3d9621.png
(↑pure data使い始め)
pure dataを使い始めました。最終的に「自分と自分の対話」というものを掲げていますが、「どういう自分」と対話するかというのも一つ課題であって、それを例えばアバターの自分とした時にかなり色々繋がってきそうだなという予感。これはノモフォビア的な話と関連づけられるかもしれないし、メタ世界でのデザインの問題提起に着地するかもしれない。
なので、仮にそうした時にアバターとしての自分と対話する時の音はプログラム的であるべきだなと思うので、ここに手を出してみる。
🕉️今週の本🛐
姿勢としてのデザイン:アリス・ローソーン
https://amzn.asia/d/cY5wvcs
我々は人間なのか?:ビクトリアス・コロミーナ, マーク・ウィグリー
https://amzn.asia/d/ecPWQSX
暇と退屈の倫理学:國分功一郎
https://amzn.asia/d/5jdFTgp
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#1010グループB
//画像サイズが大きいだけで、少し待っていただければ表示されます。
https://scrapbox.io/files/67077831bcf46b001d1b3547.png
https://scrapbox.io/files/6707785d4ffcef001da02487.png
https://www.instagram.com/nanikawosagashite/
(↑写真もやってますよというのを出したかっただけ)
https://vimeo.com/user179140506
https://scrapbox.io/files/670778c211da8a001eaa1c64.jpg
https://youtu.be/Ey8oj8S-j3U?si=4Idyh0ruGK0LSFQQ
https://youtu.be/61k679iP2xU?si=aFkx7-rG2IIG6JLL
https://artscape.jp/report/review/10180344_1735.html
https://scrapbox.io/files/670778d03775f6001cd87a46.jpg
//芝居とは言っていますが演劇的なものではなくパフォーマンスに寄っていくと思います。
https://scrapbox.io/files/670778db3f7d48001dbf4a49.jpg
https://scrapbox.io/files/67614dd72e8c9f38f8dc1b6e.jpg
↑🪅おまけ思考プロセス
🌀1010発表しての感想🌀
・私にとってのデザインとは整理することであるので、それに乗っ取り思考を整理していく。
・神秘学、民俗学、哲学の要素を含みながらうまい脚本を書き上げる。
・信念として「私の見ている世界をみんなが見れたならきっと社会はより良くなるはずだ」という考えがあるので、それを今一度客観的に考えてみる。
・パフォーマンスについての理解を深める。分析する。
(なぜ私はこれに惹かれ、心動かされたのか、物語の文脈や背景は何なのか)
⭐とりあえず次の発表までは読書を続けることと音楽にもっと触れて試行錯誤してみる。
⭐️だんだんテーマを絞っていって「これが言いたい」を見つけるためにとにかく手を動かしていく。
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🎾ぶちこみキーワード⛳️
・新霊性運動
・声明(しょうみょう)
・ドゥルーズ
・環世界
・「日本的」
・京都学派
・女性の声と癒し
・神秘
・非日常
・マジックリアリズム
🪜プレ卒tips⚗️
・日常で私が観測している面白いと思うものを集めておく
・日常の環境音で気になるものの録音を進める
・日頃から対話の中で着眼点の違いを意識する話題を展開してみる
🥚卒制に向けてメモ🥚
___勝手に思いついただけ____
<話をしてみるべき人>
・Kazumichi Komatsu(先生)→音楽、情デ卒的意見
・谷崎テトラ(先生)→この分野造詣深い
・水内智英(先生)→新たな視点をいただけそう
・疋田 淳喜(先生)→Pure Data
🆕maxというツールを提案された
・よっちゃん(いとこ)→京都de哲学
🆕論文と書き物GET。最高。
・三輪眞弘(先生)→これだ!とピンときた
🆕展示場所から逆算する提案
・石川琢也(先生)
<行ってみるべきとこ>
・天河弁財天
・天理図書館
<やってみるべきこと>
・ヴィパッサナー(夏)
・声明リサーチ(国内/外)
・蔵書取り寄せ
コミューンを生きる若者たち
・オペラ、演劇等の知識を増やす
<参考作品>
(James Turrell :skyspace
Christina KUBISCH :Electrical walk
Olafur Eliasson :The weather project)
THE END :渋谷慶一郎
RMB City :Cao Fei
フレディの墓/インターナショナル :フォルマント兄弟
<参考サイト、論文>
Biophilic Design
https://www.mdpi.com/2945484
技術への問いについて
https://nishiyama.fpark.tmu.ac.jp/Catastrophe/pg216.html
GPT-2をファインチューニングしてニュース記事のタイトルを条件付きで生成してみた。
https://qiita.com/m__k/items/36875fedf8ad1842b729
GPT-2で友達を再現して対話してみた
https://qiita.com/Yokohide/items/e74254f334e1335cd502#3-ファインチューニング
仏教僧侶が説く、AI時代にこそ意味を持つ精神性と身体性の調和
https://www.ibm.com/blogs/smarter-business/business/cde-feb2020/
🆕️「生成AIは悟りを開くのか?」チャールズ・リンゼイ×真鍋大度が語る意識と創造
https://www.gizmodo.jp/2024/12/flyingtokyo_sora.html
<心得>
・私は中立の立場であり、傾倒する者ではない
・客観と主観の塩梅
・興味の部分を間違えてはいけない
<私の過去作品>
https://www.vivivit.com/4649desu4