#4 10月31日,振り返りのポイント,世界の食糧需要の動向と古典派の定常均衡,人口転換,16-21頁 出席:2名
杉田先生のご担当の授業でも,お話ししました.出席:15名ほど
食味試験の体験は人気ですね.
よかった,よかった.
1.1 世界の食糧需要の動向,b.需要の決定要因
食糧の増加率(% change)は人口の増加率と所得要因の増加率に分解できる.
所得要因(η・Δy/y)をここから求められ,
η(エータ)について解くことができる.
ηは需要の所得弾力性
ここから,国や地域の違いによって,ηが異なることに注目して,
食糧全体でも,所得の変化率によって,しだいに変化が増加するか減少するかをみる
概して,所得の増加率が高いほど,ηは低い.
これを経済発展や成長に伴って,ηが変化すると考えると,
増加に伴って,低下することが示され,
アフリカは20年後には,Brixや中国,EU,USA,の発展の経過をたどるとすると,所得要因による需要の変化の予測に活用できる.
1.2 古典派の定常均衡
需要と供給,あるいは消費と生産,の面から定常均衡を考える
余裕ができると,人口は増加できる,そのうちのいくらかは生産プロセスに投入する労働を増加できる.
人口が増加すると,1人当たりの食糧消費可能量が減少する.
例えば,家族の人員が増えると,1人当たりに分配できる量が減少する,
家族が多くなりすぎると,養えなくなりますよね.
一方で,家族員数が増えると,労働(働き手)も増えるので,増えた労働を食料生産に投入することができるようになり,食料の生産量,供給量も増やすことができる,増える.
ここで,生産関数は,収穫逓減の法則が働いており,伸び方,増加のしかたが,だんだんと減少していく.
片方は直線,片方は曲線なので,交わる点がえられる.曲線は逓減的に描かれており,直線の傾きが次第に小さくなるにつれて(生産への労働投入が増えるにしたって),交点をA,B,C,D,と描かれる,
問1:マルサス(18頁)の法則を説明しなさい.
問2:図1.2の点Pをどのように説明できますか?
1.3人口転換
問3:本当にこれでおさまるのでしょうか?エビデンスはありますか?