あなたのプロダクトに「強い軸」はありますか? ぶれない意思決定のために、PMが押さえるべき3つの観点
プロダクトの強い軸には、プロダクトで「どんな世界」を、「誰のどんな課題のため」に、「何によって作り出すのか」の3つの観点が必要
Core
Input
Output
「Core」は企業のビジョンや経営理念、戦略とも深く結びつく
プロダクトを開発するときには、ユーザーのほしいものをただ言われるがままに作るのではなく、プロダクトのビジョンを実現するものを戦略的に作っていくことが重要
「Input」を研ぎ澄ますには仮説を構築し、検証することが重要とされる。この視点での仮説を構築するために、必要とされる成果物は、ターゲットユーザーとなるペルソナや、そのペイン・ゲインだ。この視点では特にプロダクトマーケットフィットを探すための積極的な仮説検証が必要となる。
プロダクトの「Core」となる世界観を構築するために、市場やユーザーを観察し、分析することを「Input」とし、ユーザーに実際に価値を提案する成果物を「Output」するといった関係になる。
最もよく見る事例は、プロダクトを「Output」だけで捉えている事例だ。
「Output」だけに集中してしまうと、内向きの視点ばかりになってしまい、プロダクトが本当に解決すべき大切なものを見失ってしまう
チーム内でプロダクトの議論をしているときに、せっかく「Core」や「Input」について議論したのに、その成果物をドキュメントにしてプロダクトチームに共有せずに「Output」の検討に注力しているチームもある。