ピジン言語
pidgin language
表現に適した表記が利用されている言語を借用すると便利あんも.icon
人間の場合、文法のルールを使うことで、初めて聞いた文章であっても正しく理解することができます。もし、鳥にも文法があるのならば、「初めて聞いた鳴き声の組み合わせ(文章)」でも理解することができるはず。しかし、鈴木さんは良い実験方法をなかなか思いつけずにいました。
「これ難しいんですよ、実験するの。例えば、シジュウカラの声を組み合わせて、(野外では聞くことのない)新しい文章を作り、聞かせてみるっていう実験が思いつくと思うんですけど。なぜシジュウカラがそもそもその組み合わせで鳴いていないかっていうと、彼らの文法ルールに反するから使ってない可能性もあるじゃないですか。だから新しい文章って、どうやって作ろうかなって」(鈴木さん) シジュウカラの文法にのっとった新しい鳴き声の組み合わせ。いったいどうやってつくり出したのでしょうか?鳥の文法解明のヒントになったのは、なんとあのルー大柴さんの「ルー語」だったというのです。