今年もっともKickstarterで支援を集めたデジタルゲームは『百英雄伝』。数億円規模のドリームプロジェクトが2020年も目白押し
今年もっともKickstarterで支援を集めたデジタルゲームは、日本のクリエイター村山吉隆氏による『百英雄伝』だという。同作のもとに集まった支援金額は4億8000万円以上。一方、続く2位のゲームも国内発のタイトルが並んでいる。
今年立ち上がったプロジェクトでも突出して目立っているのが、今年7月に目標金額をスピード達成した『百英雄伝』だ(関連記事)。本作は『幻想水滸伝』シリーズでディレクター・シナリオライターを務めた村山吉隆氏が率いるRabbit & Bear StudiosによるJRPG。2022年秋頃のリリースを予定しており、対応プラットフォームはPC/Xbox One/Xbox Series X/PS4/PS5、そして任天堂の次世代機とされている。
当時、本作のクラウドファンディング開始後にはKickstarterのサーバーが一時ダウンするほどの活況を見せた。早々に50万ドルもの出資が集まり、最小目標金額は約2時間で達成。その後も勢いはとどまることを知らず、最大ストレッチゴールの450万ドルも突破。終了までには4万6000人以上のバッカーを集める結果となった。本プロジェクトについては今月10日にも近況がアップデートされており、村山氏がメインストーリーのプロット作りに取りかかっていることなどを報告。多くの人の期待を受け、順調に進行している様子がうかがえた。
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