社会という荒野を生きる
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修身斉家治国平天下: 儒教の基本的な教えで、天下を治めるには、まず自分の行いを正しくし、次に家庭をととのえ、次に国家を治め、そして天下を平和にすべきである
右翼と左翼とは?プロテスタント神学者シュライエルマッハーによる主意主義(右)と主知主義(左)。右翼(主意主義)とは、損得勘定を超えて、内から湧き上がる力(ラテン語でヴィルトゥス→英語でヴァーチュー)を愛でる立場。〈自発性〉ならぬ〈内発性〉を尊ぶ立場が右翼。
ホネットは3種類の承認を区別する
第一が「愛による承認」。入替不能な個体として承認され「自己信頼」感情が生まれる。不全が「虐待」
第二が「法による承認」。権利と責任を持つ個体として承認され「自己尊重」感情が生まれる。不全が「権利剥奪」
第三が「連帯による承認」。共同体にとって貢献的価値を持つ個体として承認され「自己価値」感情が生まれる。不全が「尊厳剥奪」
共同体空洞化とインターネットが代替的承認機会の追及を招いた。戦後は他所の家庭に行き交い晩御飯を食べることも珍しくなかった。インターネットが匿名化されたコミュニケーションを促す。リアルな社会で承認されない人が、インターネットでの承認を求めてしまう
フロイト=ラカンによると、父親は社会からの要請を代理して、リビドーの発露を抑制する機能
絶歌の出版について。「自分は病気である」と自ら示すことで、自己冤罪化が持ち込まれている。出版に際して法的責任はなかったとしても、道義的責任は存在する。収益になるとしても、酷い犯罪が悍ましいメッセージとして発信されることは間違っている
アクセル・ホネットの承認の区別
「愛による(個体性の)承認」
「法による(権利の)承認」
「連帯による(共同体にとっての価値の)承認」
右肩上がりの時代は終わり企業の寿命は短くなる、従って正社員を今まで通りに保護する雇用を続ける合理性はない。それに伴い企業組織に対するロイヤリティは薄れる