犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉
客観的事実と主観的現実
確証バイアス
「みんなと仲良く」と「差別しない」は違う
小学校の時、同じクラスに虐められている生徒がいて、加担せずとも我関せずという距離だった。先生が、いじめっ子に対して指導した時の言葉に「なぜ虐めるの?好きになれなんて言っていないじゃない」と言っていたことが、当時の自分にとって目から鱗で、それはその通りだと非常に腑に落ちたことを思い出す
刑務所化、プリゾニゼーション。子供の気持ちを無視して、指示して従わせる。刑務所での生活のように、個性や積極性を失わせる
長らく服役していたものは、釈放されたときに社会生活に適応できない
協調性は日本人の個性の一つで、これ自体は良いことだが、グローバリズムの中で自己主張ができないことはマイナス
「将来と現在を連続して考えていない頃は、願望と実在の区別もあまりつきません」
内観療法: 〇〇に「してもらったこと」「してあげたこと」「迷惑をかけたこと」を思い浮かべる
ブーメラン効果: 相手を一生懸命に説得するほど、反発が起こって逆の行動を導いてしまうという現象
「説得者と同じ意見であるとき」。自分の意見と反対のことを説得されるから反発したくなるのではないかと考えてしまいますが、そうではない。「自分でそうしようと思っていたのに!」というときに反発して、逆の行動をとろうとする。勉強しようと思っているときに「勉強しなさい」と言われると、やりたくなくなる。
悪いことをした子どもを叱るときも、まずは言い訳を聞いてあげる。子どもの言い訳は、自分の心を落ち着かせるためにやっていることが多い。合理化をさせてあげることは、その子の心を守るために重要。そして、とことん言い訳をすれば、自分で矛盾を感じるようになる
ロールレタリング: 「自分から母親など特定の人物に手紙を書き、次に相手から自分への手紙(返事)を書く。」
子どもに影響を与える親の養育態度について、アメリカの心理学者サイモンズは「支配」「服従」「保護」「拒否」の4つのタイプに分類