カレー粉
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カレー粉とは、その表現手法自体の味が強すぎて、上手く使わないとその味しかしなくなるような表現手法を指す。
本記事では、主にコンピュータグラフィックス表現に焦点を合わせて扱う。
語源
「カレー粉」という語源は、カレーに用いられる複数のスパイスをブレンドした調味料である「カレー粉」から来ている。
その名の通りカレーに用いられる他、カレーうどん・ピラフ・フライドチキンなど、あらゆる料理に対してカレー風の味付けを行う際に用いられる調味料である。
風味がとても強く、少量使うだけで料理の印象がガラリと変わる。
調味料のカレー粉が、上手に使わないと料理がカレーの味しかしなくなるという特徴を持つように、コンピュータグラフィックスにおいても、上手に使わないと大味になってしまう表現手法が多く存在する。
このような表現は、映像の情報量を高める・画面を埋める目的で使われるため、この意味でも味の情報量を高めるカレー粉と役割が合致する。
そして、カレー粉とされる表現の代表格であるパーティクルが粉を想起させることから、このような表現を総称して「カレー粉」という語が2021年頃より要出典.icon用いられるようになった。 主なカレー粉
例として、以下のような表現がカレー粉とされる傾向にある。
グリッド
curl noise
boids
ゲームエンジン・レンダリングエンジンのGIを利用した表現
エッジグロー(枠が光る表現)
トンネル
ビルと看板
床の鏡面反射
ブラインド
箱に斜めの縞々入れるやつ
バーコード
ゴッドレイ
レンズダート
AE Lens Flare
アナモルフィックレンズフレア
Kaleidoscope
Feedback/Backbuffer
カレー粉が用いられる料理
これらの作品は、カレー粉による表現を前面に押し出しているものの、その味を巧みに操ることに秀でた作品であり、即ちカレーである。
https://youtu.be/W_5Cty8M5Kk
https://youtu.be/w8thY39b9q8
https://www.youtube.com/watch?v=IvkYRs34NqI
https://youtu.be/6eqGuZwELcM
https://youtu.be/VfPg36MvdZY
https://youtu.be/F1GCB256mL0
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