FM音源
#FM変調 #シンセ #DSP
FM変調を応用して音作りをする音源
1980年以降Yamahaによって製品化され、PCM音源が登場・普及するまで使い続けられた
登場シーンは、シンセ・ゲーム機・携帯電話などさまざま
FM音源において、波形を発振・変調する機構はオペレータと呼ばれ、多くの場合は波形はサイン波
変調を行うオペレータをモジュレータ・変調され最終出力となるオペレータをキャリアと呼ぶ
FM変調といいつつ、実際はPM変調で実装されていることがほとんど Yamaha DX7もそう
サイン波の場合は微分してもサイン波の形のままなので、モジュレータとして利用しても同様の周波数変化が得られるが、モジュレータがノコギリ波や矩形波の場合、FMとPMで周波数変化が大きく異なる
https://ja.wikipedia.org/wiki/FM音源
フィードバック
キャリアが自分自身のモジュレータとなる
もちろん、実際に参照されるのは1サンプル前の出力となる
サイン波の単一オペレータがフィードバックを行ったとき、波形はサイン波からノコギリ波に近づくような挙動となる
フィードバックを上げていくと、ある点からナイキスト周波数で振動し始める
もっとフィードバックを上げていくとわけわからん波形になる
See: https://ristoid.net/modular/fm_variants.html
https://gyazo.com/71d00d4daab4cb2d7ce10369861b2fe9
https://observablehq.com/d/9046efdc477a45aa
音源の例
YM2151 (OPM)
YM3812 (OPL2)
YMF262 (OPL3)