Demosceneに存在するロール
本ページでは、Demosceneにどのような人がいて、どのようなロールを担っているかを考えてみる ⚠ 0b5vrが把握しているドメインに、PC Demo寄りのバイアスがかかっている点に注意 Demosceneには技術やカルチャーのコンテキストが深いprod(作品)が多いので、いろいろなことを知りながら楽しむとより面白いぞ
Digger / Influencer: prodの発掘を行い発信を行うScener
日本で代表的な例を挙げると、Amigaシーンにおける平沢進とか? 2023年においては、YouTubeでDemoscene Reportを行うpsenoughとか? Archivist: 作品をアーカイブに残すScener
Creator: prodの創作に関わるScener
Coder: prodのプログラミングを担当する人
プラットフォーム・制約ごとに必要な知識が全く違う(あたりまえ)
Artist・Composerを兼任することも多い
人によってはOne-man prodを作ることも
そもそもDemoのプログラミングをする時点で、少なくともArtist・ComposerとLike-minded
Tinkerer: Coderの中でも特に、Demotoolの開発・フレームワークの開発を行う人 Windowsネイティブのシーンにおいては、C++のような比較的低レイヤーに近い言語を扱える人が多い Artist: なかでもビジュアルに精通するScener
イラストを描く人・プロシージャルテクスチャを作る人・アニメーションを組む人……
自らDemotool等を触りパッチングを行うことも
Coderが兼務することも多い
ASCII/ANSIのアーティストは、prodのnfoやresults.txt等で需要がある Composer: なかでも音楽に精通するScener
シンセ用のエンジンを自ら実装してしまう人も
Director: prodの方向性を決める、いわば監督
これ以外にも、映像クリエイター・ライター・プロジェクトマネージャーなど、様々なロールがあるはず
Live Performer: Demopartyにおけるライブパフォーマンスを担当する人
Organizer: Demopartyや関連イベントのオーガナイザー