Code of Conduct
イベントやコミュニティ等の参加者全員(オーガナイザーも含む)に対し、
歓迎される・あるいは容認されない行動の明示化を行う
および実際にトラブルが発生した場合の報告と執行のプロセスについて明示する
2010年代以降、人種や性による差別が国際的に問題となっている状況を踏まえた上で、
イベントやコミュニティ等における差別・ハラスメント等に対する明示的な禁止を行う内容が多い
内容
通常、以下のような節が含まれる:
Code of Conductの目的
歓迎される行動
容認されない行動
報告・執行
Code of Conductの目的
なぜCode of Conductが存在するかを示す
誰もが安心して楽しめるため
活発で建設的な議論がされるため
健康でインクルーシブな場を提供するため
など
歓迎される行動
イベントやコミュニティ内で歓迎される行動を示す
互い・違いを尊重する
共感・思いやり・優しさを持つ
協力をする・求める
行動に間違いがあった場合、それを訂正し謝る
個人の行動がコミュニティ全体に影響することを鑑みる
など
容認されない行動
イベントやコミュニティ内で容認されない行動を示す
差別。性的嗜好・性自認・人種・障害・思想・宗教・学歴・スキルなど
ハラスメント。ストーキング・つきまとい・同意のない接触・脅迫・性的アトラクション
性的な言動・メディア
同意のない個人情報の開示・写真の撮影
トロール・侮辱・軽蔑
個人攻撃
政治的攻撃
その他、不適切とされる行動
「includes」「not limited to」や「これらに限りません」は便利な言い回し
報告
容認されない行動を見た・受けた・気付いた場合の報告手段を提供する
匿名送信できるフォーム・メールでの報告が最低限あれば良い
執行
イベント・コミュニティの代表者が容認されない行動を確認した場合の措置を定義する
訂正や謝罪の要求・警告・タイムアウト・退場の指示 (Kick) ・永久追放 (Ban) など
必要に応じて警察などの法執行機関への連絡を行う旨を記しても良い
行動規範の例