コンプレッサー
一定以上の音量の信号が入力された場合、音量の最大値を指定した比率・カーブ特性で圧縮して出力する
入力信号の形状との極端な乖離を防ぐため、アタック・リリース時間を指定して緩やかに音量の圧縮度合いを変化させていく
コンプレッサーそれ自体の役割はあくまでも音量の圧縮であり、コンプ単体で音量がデカくなることは基本的に一切ない
また、上限となる音量を指定することもできず、それはリミッターの役割 パラメーター
入力信号に対してどのように音量を圧縮するかを決めるカーブの形状および、どの程度レスポンシブに圧縮度合いを変えるかを決める
ハードウェアやプラグインによって挙動が異なることはあるが、おおよそおなじようなパラメータが並んでいるはず
Threshold: 音を圧縮し始めるしきい値となるレベルを指定する
たとえば-24dBとか
Ratio: Thresholdを超えた信号の音量をどの程度圧縮するかを指定する
たとえば12:1とか
Knee: Thresholdを超えた信号を圧縮する際、どの程度なめらかにカーブを変形させるかを指定する
ハードウェアやプラグインによって挙動はまちまちな気がする
Attack: 大きな入力信号を受けた際、どのくらいなめらかにカーブの参照位置を変えるか
例えば3msとか
0msにすれば絶対にカーブの音量を超えることはなくなる
Release: 入力信号が小さくなった際、どのくらいなめらかにカーブの参照位置を変えるか
例えば250msとか