HIGH OUTPUT MANAGEMENT
# 読書
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「マネジャーのアウトプットとは、その直後の監督下にあったり、または影響下にある組織体のアウトプットである」。
マネジャーは多くのボールを同時に空中に上げておき、自分の部門のアウトプットを最高に上げると思われる活動に自分のエネルギーと注意を注がなければならない。いいかえれば、自分の〝テコ作用〟が最大となりそうな点に移るべきなのである。
レポートの作成者はその説明の中で、トラブル個所を確認し処理せざるをえない。つまり、そういう規律と思考を自らに課さざるをえないところから、レポートの価値が生じてくるのである。レポートは情報を伝える方法というよりは、〝自己規律訓練〟の〝手段〟なのである。レポートを〝書くこと〟は重要だが、読むことは重要でないことが多い。
遅くならないうちに早目に「ノー」と言うことが必要である。高い価値段階に達してから処理能力不足のために放棄するのは金と時間の浪費を意味する
マネジメントは信頼感が生き続けるのに不可欠な、共通した一連の価値観、目標、手段を開発育成しなければならない。そのひとつの方法としては〝明瞭に表現すること〟がある。つまり、これらの価値、目標、手段を詳細に明示する方法である。
マネジャーの最も重要な 仕事 は、部下から最高の業績を引き出すことである。したがって高いアウトプットの妨げとなるものが2つあるとすれば、マネジャーとしての問題の取組み方は2つあることになる──それは〝訓練〟と〝 動機づけ〟である。
結構古い本だが内容からはマネジメントの普遍的な仕事が見えてくる。
部下の教育とパフォーマンス向上。マネージャー自身の効率的な働き方。