住宅特集 2023年4月号
家の向かう先──若手建築家たちの挑戦
若手建築家による住宅建築がいくつか載っており、メモがてら残しておく
1. 町家のかげおくり
畠山鉄生+吉野太基+アーキペラゴアーキテクツスタジオ
敷地周辺には町屋が並んでおり、対象敷地も同様で、町屋の立て直しの案件
隣接した町屋の外壁も同時に改修しており、それと調和するような建具や外部空間の表現によって、外部へ広がりを表現していた
内部の寸法も町屋を踏襲していそう
2. ディアゴナルの住宅
伊庭野大輔+藤井亮介
内外ともに住宅と都市の中間のような表現
都市のスケール感を内部に持ってくることにより、内側から都市との調和を図っているのが面白い
3. バレエ教室のある家
工藤浩平建築設計事務所
2階に大空間を保有するが、それに支配されない細かいボリューム操作で、周辺との調和を図っている
敷地に対しても余白を残しており、拡張を許容した構成