Affinity メモ
サイズ指定
例えば画像サイズの幅を2倍にしたいならサイズ欄の幅に「*2」と入力するだけで良い。半分なら「/2」、100ピクセル増やしたいなら「+100px」。表示単位とは別の単位を指定して増減できる。
二値化
レイヤー>調整レイヤー>しきい値
キャンバスのクリップ/解除
クリップすると周囲の透明部分をトリム(切り抜き)してくれる。なお、この時、非表示のレイヤーの内容も考慮されるため、見た目通りの内容で切り抜かれないことがある。表示中の内容でトリムしたいなら画像を統合するか非表示レイヤーを削除する。
切り抜きツールなど、みかけだけ切り抜いてまだ内部的にデータが残っている状態、でクリップすると、隠れている部分が表示されたうえでクリップが行われる。切り抜きツールを適用して隠れたエリアを完全に削除するには画像を統合をしておく。
表示レイヤーの統合
統合された内容のレイヤーを新規に作る。編集中の内容を変更しないための配慮だと思うが、この動作がおせっかいに感じるなら「画像の統合」のほうを実行すること。
画像を統合(v1旧名称「フラット化」)
全レイヤーをひとつにまとめる。ただしフォトショの画像を統合とは「透明部分を保持する(白地化しない)」という点で異なっている。
実は単純は統合ではなく「見えてないエリアを完全に切り捨てる」という機能も持つ。たとえば切り抜きツールは実際には切り抜かれておらずみかけが小さくなっているだけで切り捨てられたエリアはメモリ上に存在している。(クリップ等すると現れる)。フラット化するとそれらは破棄される。
ドキュメント全体の回転
ドキュメント全体を90度単位ではなく微妙な角度だけ回転させたいときは「切り抜きツール」を使う。
Affinity Photo
表示のショートカット
Ctrl+1~4: ズーム倍率の変更(100%/200%/400%/800%)
Ctrl+0: 画面にフィット
Space+マウスドラッグ: 手のひらツール
マウスホイール: 上下スクロール
Shift+マウスホイール:左右スクロール
Ctrl+マウスホイール:拡大縮小
Alt+マウスホイール:回転
Ctrl+Alt+マウスホイール: より大きく回転
Ctrl+Shift+R: 回転を戻す
ブラシ/消しゴムのショートカット
[,]: サイズの変更
Shift+[, Shift+]: 硬さの変更
1-9: 不透明度の変更(1なら10%, 11なら11%)
Ctrl+Alt+マウス左ボタンドラッグ
左右…ブラシの大きさ
上下…ブラシの柔らかさ
Alt+ドラッグ: スポイト
直線を描く
X軸もしくはY軸に沿って直線……Shift押しながらマウスドラッグ
その他の直線……始点を一度クリック、その後終点をShift+クリック
この場合、始点は二度描かれることになり始点だけ濃くなるという問題がある
同じキーをもう一度押すと前のツールに戻る。ただし複数種類がある一部ツール※は例外
A: なし
B: ブラシ(Brush)
C: 切り抜き (Crop)
D: なし
E: ※消しゴム(Erase Brush) 消去ブラシ -> 背景消去ブラシ -> バケツ
F: なし
G: グラデ―ション
H: Hand、Space押しっぱなしでも同じ
I: スポイト、Alt押しっぱなしでもおなじだが、フォーカスがメインメニューに移動してしまいフォーカスが外れるという問題あり
J: 修復ブラシ
K: コピーブラシ
L: 輪投げ選択
M: 選択範囲の移動
N: なし
O: 覆い焼き
P: ※ペンツール → カーブ編集ツール
Q:クイックマスク
R: 色置換
S: 指先ブラシ(Scrubble?)
T: ※テキスト <-> テキストボックス
U:※図形 丸 -> 角丸四角 -> 四角
V: 移動 (moVe)、もしくはBOX範囲選択
W: ペン選択?塗りつぶし?
X: 前景色と後景色の入れ替え
Y: ペン入れツール(反応が遅い代わりになめらかな線が描ける)
Z: ズーム
Affinity Deginer
文字化けするイラレファイル(*.ai)の文字を読めるようにしたい
フォントがあれば読めるはずだが無いと文字化けする。読み込み時にフォントを置換したり、文字化けツールを通しても直らない。
たぶん暗号化されてるんじゃないかと思う
▶新規ファイル作成し、ファイル>配置。aiファイルを選択して画面をクリックして配置する。
この方法は画像として読み込むため、レイヤーのオンオフや編集はできない。とにかく読めれば良いという人むけ。
ドキュメントの切り抜きがしたい
イラレでいう「アートボードの編集」がしたい。Photoなら「切り抜きツール」がある。
▶アートボードツール(矢印ツールの下にあるメモ帳みたいなアイコン)で適当にサイズを作って上コマンドボタンの「アートボードを挿入」をする
レイヤーウィンドウでは親レイヤーを挿入したような扱いになる。作った後は自由にサイズの変更ができる。
単一画像にエクスポートするときはエクスポートダイアログで出力対象を選択する。
ちなみに初期状態でアートボードは存在しない。
「ベクター切り抜きツール」はベクターオブジェクトに対して切り抜き(マスク)するツールであってドキュメントに対してはできない。
マスクを動かさずに中身だけ動かしたい
移動(矢印ツール)を選んでレイヤーを選択するとオプション(画面上部のバー)に「子をロック」が出てくるのでチェックする。
レイヤーつきEPSは作れるか
作れない。
画像の自動パス化(Illustratorの「ライブトレース」に相当)はできるか
できない。
Inkspace(フリーソフト)ならできるのでそれ使おう…ただしデフォルトだと非常に細かくなるので調整が必要
保存形式はSVG
選択範囲のパス化(Photoshopの「選択範囲をパスに保存」)はできるか
できない。
ファイルに保存は用意されているが独自形式になりパスではない。
選択>アルファ選択>不透明を選択 してコピーしクリップボードから新規画像に貼り付け、カラーを白黒にしてから透明PNGで保存してInkspaceで読み込み、パス化をする…しかないのか?
パスを外周から広げたり縮めたり(Illustratorの「パスのオフセット」)できるか
「輪郭ツール」でできる。